私は韓国デリヘルを経営しています。今は違いますが、韓国デリヘルは、風俗営業法に基づき、公安委員会の管轄下にあった為、風俗営業許可が必要でした。区域の警察署の生活安全課に、必要書類を提出し、風俗営業許可申請(韓国デリヘルを出店するという旨)をし、書類の受理から、許可を得て、初めて営業が認められる、というものでした。風俗営業法に基づいて、営業所を開設できる地域も商業地域等、限られた場所でした。私も、やっと適当な場所が見つかり、デリヘルを開店するにあたり、書類を取り寄せてみたところ、内容が多岐に渡り、本当に自分達でこんなものが書けるのだろうかと思いました。本当は、司法書士等のプロに依頼して書いてもらうのが普通なのだということを、書類を提出した時に聞かされて、初めて納得しました。しかし、その時は、何も知らないまま、何とか自分でやらなければと、必死に書類を書きました。


許可申請書等の書類は当然だと思いましたが、一番驚いたのは、トイレや更衣室等の広さや、全ての備品のサイズ、照明器具の型番に至るまで、とにかく細かく記入しなければならない書類があることでした。さすがに、営業所の平面図や、照明、音響、防音設備等の書類は素人には無理なので、内装をお願いした業者の方に書いてもらいましたが、ほとんどの書類は、徹夜で、自分で書き上げました。一日も早く許可してもらおうと、意気込んで警察署に行きましたが、担当者の方に、まず、「これは自分で書いたのか」と驚かれました。「とりあえず見てみましょう」という感じで、一通り目を通してもらったところ、これではまだ許可できないと、書類を返されてしまいました。何としても許可が欲しかった私は、「今日中に直してくるから、もう一度見てください」と言って、一旦家に帰り、すぐ修正をして、再び出向きました。担当者の方は、その意欲に免じてか、渋々受理してくれました。受理から大体一か月位で許可が出ると聞いていたのですが、まさにその通りでした。私達は、許可が降りたその日のうちに、営業を始めましたが、韓国デリヘルを出店することは、こんなにも大変なことだったのかと知りました。


また新たに風俗店を出す場合、地域の制限も考えながら、難しいことではありますが開店していきたいです。しかし、私は風俗営業許可申請の為に、で一生懸命書類を書いたことを、昨日のことのように思い出します。私の人生の中で、決して忘れることのできない出来事の一つです。